<必修>No.33 コーピング行動

過去問

こんにちは yu-riです。

本日の問題はこちら

引用:厚生労働省HP

 

解答と知識の整理

自分の答えは準備できましたか?

 

正解は・・・1、禁煙外来を受診する です。

 

この問題を解く上で、抑えるべきポイントは

  • ストレス
  • コーピング  です。

 

ストレスとは

外部からの様々な刺激(ストレッサー)によって

心身機能に変化を生じさせることです。

 

「ストレスでお腹が痛い」とか日常的に使いますよね?

 

ストレスを生じさせる原因をストレッサーと言います。

ストレッサーは大きく3つに分類されます。

  • 物理化学的ストレッサー(寒暖、騒音、悪臭など)
  • 生物的ストレッサー(細菌・ウイルス感染、にんしんなど)
  • 社会的ストレッサー(イベントに対する緊張・不安など

です。

 

私たちは生きていく上で

様々なストレッサーにさらされストレスを受けて日々生活しています。

ストレスを受けているだけでは

あっという間に心身が壊れてしまいますが

壊れないようにコーピングという機能が私たちには備わっています

ストレスに対して

そのストレスを軽減あるいは避けようとする働きです。

コーピングにも分類があります。

  • 情動焦点型コーピング
  • 問題解決型コーピング

です。

情動焦点型コーピングは

情動つまり感情に重きを置いたコーピングで

静観・気晴らしを行うなど「嫌だからやりたくない」という気持ちに従うようなコーピングです。

 

問題解決型コーピングは

もう名前からわかるように

何が問題なのかを明らかにしそれを解決することでストレスを乗り越えようというコーピングです。

 

今回の問題では

「禁煙をしなければいけない」という課題に対する問題解決型コーピングを洗濯させる問題です。

禁煙ということは

本当はタバコを吸いたいんだけど、禁煙しなければいけない

というストレスがこの人にはかかっているわけです。

それに対し1、禁煙外来を受診する というのは

禁煙という問題を解決するための行動になっていますよね。

 

一方で2、3、4は禁煙という課題から目を背け

「タバコを吸いたい」という感情を優先しています。

こちらはいずれも情動焦点型コーピングです。

 

 

正直知識がなくても「これかな?」って選べるような問題でしたが

正解して終わりではなく

なぜそれが正解なのか

なぜ他が不正解なのかを深めていってください。

 

お疲れ様でした!

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