こんにちは yu-riです。
本日の問題はこちら
引用:厚生労働省HP
解説と知識の整理
自分の答えは準備できましたか?
正解は・・・1、0歳の平均余命である です。
この問題を解く上で
抑えるべきポイントは
- 平均寿命とは
- 寿命と余命
- 健康寿命
平均寿命とは「0歳の平均余命」です。
では平均余命とはなんでしょうか。
平均余命とは「ある年齢の人が、その後何年生きられるかの平均年数」です。
なので各年齢ごとに算出することができます。
20歳なら60年
50歳なら30年
80歳なら1年というように。
ドラマなどで見かける「あと何年の命です」と余命宣告されるシーンを思い浮かべると
「余命」というワードのイメージがつきやすいかもしれません。
この余命のうち
0歳児の余命のことを特別に「寿命」と呼びます。
0歳の平均余命=平均寿命は
男性:81.25年
女性:87.32年
いずれも寿命は伸びています。
医療の発達などがその背景にあります。
今後も伸びていく可能性が高いですね。
国家試験とは直接関係ないですが
「健康寿命」という考え方も大切なので触れておきましょう。
健康寿命とは
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。
端的に言えば「生活が自立している」期間のことです。
なぜこれが重要になるのかというと
医療費や介護の問題と密接に関係するからです。
例えば90歳まで生きるとして
90歳まで元気に生活してピンピンころりで亡くなるのであれば
生活するだけのお金と、少しの身の回りの手伝い程度で済みます。
しかし70歳で病に倒れ、寝たきりになってしまったとしたら
その後20年間の医療費と介護費用・介護要員が必要になります。
また、本人のQOLにも関わってくる問題です。
平均寿命が伸びるのは喜ばしいことですが
同時に健康寿命も伸ばすことが重要なのです。
看護師としてこの部分に携わることも大切ですよね。
少し脱線してしまいましたが
平均寿命=0歳の平均余命=男性81歳、女性87歳
覚えておきましょう。
お疲れ様でした!
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