こんにちは yu-riです。
先日Twitterで就職活動について質問をいただきました。
そろそろ就活の時期なんだなと思い
自分が行った就職活動についてお話しして
何か皆さんの役に立てればと思います。
私について
私は
- 総合大学の看護学科卒
- 看護師免許(就活時は取得予定)
というスペックで就職活動をしていました。
正直、看護師にどうしてもなりたい!という熱い思いはなく
- バリバリ働くよりは、のんびりした職場がいい
- 特に極めたい分野なし
- そもそもちゃんと続けられるか不安
という思いで就活をしていました。
それを前提として
私が行った就職活動についてお話ししていきたいと思います。
病院探し
私が病院探しを始めたのは3年生の終わり頃です。
遅い方ですね。
同級生で早い子だと3年生の冬頃から病院を見に行っている子もいました。
大体3年生の2月ごろから実習の合間を縫って
合同説明会やインターンに行っている子が多かったと思います。
私がやったことは
- 合同説明会への参加(2箇所)
- 気になった病院からパンフレットを取り寄せ(5病院くらい)
- 病院見学への参加(2箇所)
です。
合同説明会への参加
合同説明会とは
複数の病院が一つの会場に集まり
それぞれのブースを訪れることでその病院の説明を聞くことができるものです。
私はどこの会社が主催かは忘れてしまいましたが
2箇所に参加しました。
一箇所は地元の、もう一つは大学の近くで開催されたものに参加しました。
どういう病院がいいか
全く考えていない段階での参加で
とりあえず名前を知っている病院や
なんとなく気になった病院など適当に説明を受けました。
聞いている中で
自分はこういう病院がいいなと考えができ始めたので
全然病院が決められない!という人にはおすすめです。
想像以上に気軽に参加できます。
あと就活に対するモチベーションがなかなか上がらない人にもおすすめです。
合同説明会には
いろんなところから学生が集まっており
中にはめちゃくちゃ質問をしていたり
友達同士で国試について話していたりして
かなり刺激になります。
まずは気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
パンフレットの取り寄せ
合同説明会でもらってきたパンフレットに加え
地元の病院や実習先の病院など5病院くらいからパンフレットを取り寄せました。
パンフレットの取り寄せは
非常に簡単にできるし
緊張することもないのでお手軽ですが
その分得られることも少なかったように思います。
病床数や教育ラダー、設備などを見比べるにはいいですが
病院の雰囲気を知ることが難しいという点で
おすすめはしません。
ただ、一箇所は手書きで私の名前入りでメッセージを同封してくださり
そこは興味が湧いて病院見学に行かせていただきました。
病院見学
病院見学へは2箇所行きました。
これは結構少ないほうだと思います。
ただ結構個人差があって
多い子は10箇所ほど行く子もいましたが
1箇所しか行ってない子もいました。
病院見学って結構ハードル高いですよね。
実際に病院にお邪魔するわけですから
生半可な気持ちで参加できないし・・・。
ただやっぱり現場を見るのは大事だと思います。
特に私のように
職場の雰囲気重視の人は絶対見に行った方がいいです。
就活担当の方から話を聞くのは
結局いいことしか言いません。
対外的な情報だけを聞くのと
自分の目でしっかり確かめるのでは全然印象が違います。
就職先の決定
病院探しをしていく中で
徐々に自分が就職したい病院像が出来上がっていきます。
最初から像があればいいのですが
ないひともひとまず病院探しをしてみるのも一つの手です。
私は最終的に
実習をさせていただいた病院で
病院見学にも再度行かせていただき
やっぱりここの雰囲気がいい!と思ったところを第1志望にしました。
ちなみに第2志望はもう1箇所病院見学に行ったところで
こちらも雰囲気が良かったことが決め手です。
就職試験対策
就職試験については病院によって内容が異なります。
都立などでは国試みたいな試験もありますし
面接だけの病院もあります。
合同説明会で「うちは形だけの面接で、全員合格」と言っていた病院もありました。
私が受けた病院は
- 作文(「印象に残っている看護」について)
- 面接
が試験内容でした。
作文に関しては(小論文ではなく「作文」)
病院見学に伺った際に「例年こういうこと書いてもらってるよ〜」と教えてもらっていました。
なので
実習の中で印象に残っている患者さんをもとに
どういう介入をしたのか
自分がどういう看護を大切にしているのか
この病院でもそれを意識して働きたいこと
など構成をなんとなく考えて試験に向かいました。
面接に関しては
一般的に聞かれる
志望動機や自分が大切にしたいことなどを考えていきました。
実際の試験では
作文は上記の通りのものが出されましたが
面接に関しては想像以上にラフなものでした。
面接官は院長・副院長・看護部長・就職担当・事務長の方でしたが
みんなニコニコで
入室してすぐに
「緊張しないでリラックスして大丈夫だからね〜。って言っても緊張しちゃうよね〜」と院長から言われました。
覚えている限りで質問されたことは
- 志望動機
- 就職が決まったとしたらどうやって通勤するか
- 作文に関して(書いたことを再確認された感じ)
- 何科に行きたいか
- 趣味のこと
などです。
特に趣味に趣味に関しては拍子抜けでした。
面接の中で一番場が盛り上がった内容でした(笑)
面接に関しては
やはり一般的な質問に対する答えをイメージトレーニングしておくことが大切だと思います。
どうしても緊張はしてしまうものですので
その場で答えをパッと考えるのは
結構プレッシャーです。
ある程度考えておくと答えやすいと思います。
作文・小論文に関しても
大まかな書き方・構成を考えておけば問題ないと思います。
心配であれば何かテーマを決めて書いてみて
学校の先生などに添削をお願いしましょう。
ただし、よほど文章が崩壊していなければ
書き方などは気にしなくていいと思います。
「小論文なんて書けない!」とついビビってしまいますが
ちゃんと自分の考えを書くことができていれば
それが原因で落とされることはほとんどありません。
もちろん人気の病院ではそうも行かないのかもしれないので
しっかり先輩から話を聞いたり過去問をやったりが必要かもしれません。
行きたい病院が決まったら
試験内容を調査しましょう。
私の大学では
先輩たちが自分の受けた病院の試験内容について
情報を共有するシステムがありました。
自分の学校にもそう言ったものがあるか確認してみるのもいいと思います。
入職してみて
最後に
実際に入職してみての感想です。
これに関しては転職したことがないので
ほかの病院と比べられないので
完全に私の主観になります。
正直に言って
就活の時の印象とは違う部分もありました。
病院見学で教えてもらったほど有給取れないし
ギズギズしてる部署もあるし
直接関わりはないけどみんなから恐れられているお局はいるし・・・。
でも概ね穏やかで優しい雰囲気なのは想像通りで
教育ラダーもそこまで詰め込みではなく
適度な急性期病院で
何より自分が納得して受けた病院で働くことができているので
今の就職先には満足しています。
実際とりあえずここまで辞めずに続けてこられたという実績もありますしね。
就職で迷っている皆さん
大いに迷ってください。
今は色々悩む時期です。
ただ迷いすぎて疲れてしまった方
こんなことを言っては怒られるかもしれませんが
看護師は就職が割と簡単です。
とりあえず就職してみて
ダメだと思ったら思い切って転職するのはありだと個人的には思っています。
看護師で心を病んでしまう人結構多いです。
そこまで頑張んなくていいんです。
せっかく食いっぱぐれない国家資格を取るんですから
日本全国どこでも使える免許ですよ。
いくらでも選択肢はあります。
踏ん張ることも大切ですが
自分を大切にすることの方が大切です。
最後ちょっと脱線してしまいましたが
皆さんが納得できる就職活動をできるように応援しております。
私の体験が何かの役に立ったら嬉しいです。
無理はせず、頑張ってください!!
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