筋組織

こんにちは、ゆうりです🎵

本日も合格に向けて一歩進んでいきましょう!

本日のテーマは、筋組織です。

この記事を読み終える頃には、過去問が2問解けるようになっています!

知識マッチョを目指して、学びを深めていきましょう💪

筋組織とは

筋組織とは、体を動かす役割を担っている組織のことです。

骨だけでは、体を動かすことはできませんよね?

筋肉があることで

私たちは歩くことができ、食べることができ、推し活ができるわけです。

私たちの生活を支えている筋肉について、掘り下げていきましょう。

筋肉の種類

「筋肉」というと

こんな感じのムキッとしたものを想像しますよね。

もちろんこれも筋肉です💪

このお兄さんの胸鎖乳突筋の太さ…素敵ですね…

ですが、看護師になる上では

筋肉が3種類あるということを知っておかなくてはいけません。

その3種類とは

  • 骨格筋
  • 平滑筋
  • 心筋

です。

骨格筋

骨格筋とは一番想像しやすい、いわゆる筋肉のことです。

平滑筋

平滑筋は、内臓や血管を形造り、運動を行っている筋肉のことです。

心筋

心筋は、名前の通り心臓を形造り、運動を行っている筋肉のことです。

3つ種類があることは分かりましたが、なぜ分類しなくてはいけないのでしょうか。

その理由について深掘りしていきましょう。

分類の方法

結論から言うと、筋肉は3タイプに分けられるからと言うのが答えになります。

それぞれ違う特徴があると言うことですね。

国家試験ではその特徴について聞かれますので、押さえていきましょう!

ポイント1:自分で動かせるかどうか

まず確認するポイントとして、その筋肉を自分で動かせるかという点が挙げられます。

自分で動かせる筋肉🟰随意筋

自分で動かせない筋肉🟰不随意筋

と言います。

では質問です。

①あなたは腕を曲げられますか?

②あなたは血管を収縮させることができますか?

③あなたは心臓を止めることができますか?

このブログを読んでくださっている方のほとんどは人間の方だと思いますので

答えは①はい、②いいえ、③いいえ になると思います。

このことから、

①腕を動かす=骨格筋=随意筋

②血管=平滑筋=不随意筋

③心臓=心筋=不随意筋

であることがわかります。

ポイント2:強い収縮が必要か

もう一つ、確認する項目として、強い収縮が必要であるかという点があります。

強い収縮を起こすには、筋組織に横紋が見られます

ダッシュするために、腕や足の筋肉を強く収縮させて、爆発的な力を出す=骨格筋=横紋あり

呼吸をするために、ある程度肺を萎ませる必要はあるが、ぺちゃんこになる必要はない=平滑筋=横紋なし

全身に血液を送るためにポンプの役割を果たす=心筋=横紋あり

となります。

まとめ

ここまでをまとめると

  • 筋肉には3種類ある
  • 分類のポイントは1️⃣自分で動かせるか、2️⃣強い収縮が必要かの2点

となります。

これを図にまとめると

こんな感じです。

それぞれかぶってるところと、かぶっていないところがあり

やはり3つに分類されることがわかりました。

それぞれの特徴がわかったところで、国家試験の過去問い挑戦してみましょう💪

過去問に挑戦

1問目

正解は…1、心筋です。

解説

不随意筋とは「自分で動かせない筋肉」のことでした。

みなさん、そっと自分の胸に手を当ててみてください。

鼓動を感じたら…さぁ!脈を早くして!!

なんてことできないですよね。

心臓の動きは自分で制御することができません

なので、心筋は不随意筋である、と言うことになります。

他の選択肢はいずれも骨格筋です。

腕を上げたり、足を曲げ伸ばししたりは自分の意思でできますよね?

なので2、3、4は随意筋となります。

自分で動かすことができるか、試してみれば簡単に解くことができる問題でしたね🎵

2問目

正解は…3、瞳孔散大筋です。

解説

平滑筋とは、内臓や血管を形造り動かしている筋肉のことで

その特徴は

  • 自分で動かせない(不随意筋)
  • 強い収縮は必要ない(横紋なし) というものでした。

この特徴を踏まえて、選択肢を確認していきましょう。

まず、不随意筋であるものは選択肢1心筋と、選択肢3瞳孔散大筋です。

この時点で2つに絞ることができました。

この2つのうち、強い収縮が必要ではないのは…?

明らかに全身に血液を送る方が収縮力が必要そうですよね。

なので答えは3、瞳孔散大筋となります。

もちろん、最初から

1は心筋、245は骨格筋だから、答えは3と考えてもOKです。

おわりに

お疲れ様でした!

筋組織について整理ができましたでしょうか?

  • 筋肉には3種類あること
  • 2つの特徴(自分で動かせるか?強い収縮が必要か?)で分類されること

を理解しておくと、さまざまな問題に対応することができます。

解剖生理の基本的な部分ですので、しっかり覚えておきましょう!

勉強を進めていくと、いろんな筋肉と出会います。

ぜひ推し筋肉を見つけてみてください。

「こんなところでまた会えたね…❤️」と勉強が楽しくなる可能性があります。

知識マッチョ💪を目指して、一緒に勉強頑張っていきましょう💪💪

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