こんにちは yu-riです。
今回は
看護師国家試験ってどんなもの PART2になります。
PART1に引き続き
看護師国家試験とはどんなものなのか
お話していきたいと思います。
試験が怖い
何から勉強すればいいかわからないなど
試験に対する不安を
少しでも軽減するヒントになればいいと思っています。
もしあなたが
無条件に試験を恐れているのだとしたら
心を軽くする手助けができるはずです。
合格の条件
ここは超重要です。
試験を受けるからには
合格しなければいけません。
そして、合格のためには
合格の条件を知らなければいけません。
合格するというあいまいな目標より
「何点とる」という具体的な目標でなければ
進む道も決まりません。
さて、本題ですが
看護師国家試験には
合格条件が大きく分けて2つあります
- 必修で8割以上正答すること
- ボーダーラインを超えること
です。
必修で8割以上正答すること
必修問題とは
「卒業・就職までに
必ず修得しておいてほしい内容」
を問題にしたものです。
えらい方々的には
「できて当然なんだから
高得点とってね♡」ってことです。
具体的には50問中40問以上の正解。
つまり
間違えていいのは10問だけということになります。
これはクリアすることが
必須条件です。
もし必修問題が39点しか取れなかったら
そのほかで満点を取っていても
合格することはできません。
まずはここまでおさえてください。
ボーダーラインを超えること
次に必要な条件は
一般+状況設定問題で
ボーダーラインの点数以上の正答ができているかです。
ボーダーラインの点数は
決められておらず毎年変動します。
どのように決められているか
はっきり文言としては出ていません。
しかし、その年の平均点や難易度に応じて
合格率が約90%になるように
設定されているようです。
これはとても重要な意味合いを持っています。
国としては
できるだけ多くの看護師が欲しい。
でもあまりにも知識が足りない人が
看護師になるのは
患者のためにならないのはもちろん
育てる先輩も大変です。
そこで、
看護師国家試験という
一種の確認テスト・到達度チェックをするわけです。
落とすための試験ではない。
そう考えられるだけで
すこし気が楽になりませんか。
満点を取る必要なんて全然ありません。
勉強方法
相手の姿がわかってきたら
あとはどう戦うかです。
細かい勉強方法については
学校や個々でのやり方があると思います。
ひとまずここでは
細かいやり方ではなく
大まかな勉強の目的を抑えていきたいと思います
必修問題に関して
必修問題は前述したように
8割以上の正答をしなければなりません。
当日の緊張感や
わからない問題が当然あることを想定すると
練習の段階では
限りなく完璧を求める必要があります。
まずはとにかく必修の勉強を。
必修の勉強をしていると
自然と一般・状況設定に必要な知識もついてきます。
一般・状況設定問題に関して
こちらは
完璧を追い求める必要はありません。
みんなができる問題を確実に抑え
みんなが難しいと感じる問題は無視してもいいくらいです(極論ですが)。
前述したように
必修の勉強をしていると
問題を解くうえでの最低限の知識が
いやでもついてきますので
根を詰めてやらずとも大丈夫です。
とにかく過去問をやりまくる!
勉強するうえで
少し具体的な勉強方法をお話ししたいと思います。
看護師国家試験においての
最強の勉強方法は
とにかく過去問をやりまくることです。
なぜなら
プール制を採用しているからです。
いい問題は取っておいて
少し文言を変えて再度出題する。
過去問を繰り返していると
「あれ?この問題昨日も解いた気がする・・・」と
似たような問題が多数存在します。
実際私も
ガチな試験会場で
「あぁ!これみたことあるやつぅぅ!!」ってなりました(笑)
ちょっと緊張感が取れて
リラックスして
問題と向き合うきっかけにもなって
無事、合格しました。
少し長くなりましたが
とにかく過去問をやりまくりましょう。
ただし、ただ解けばいいわけではありません。
過去問をやりまくるうえでの3ステップを意識しましょう。
①過去問を解いて、知識の抜けを確認
その問題を
ちゃんと根拠を持って答えられるかどうか
確認します。
根拠を説明できなければ
知識が足りないということです。
なぜこの問題は
それが正解なのか、不正解なのか。
理由を説明できるようになるためには
どこの知識が足りていないのかを確認します
②知識の補填
①で確認した
知識不足の部分の補填をします。
教科書や参考書などをみて知識を深めます。
必要があればまとめノートなどを
作成してもいいと思いますが
個人的には時間とを取られるだけなので
わたしは作りませんでした。
この①と②を繰り返します。
何度も繰り返すことによって
知識の穴埋めを行い
平均的な力を身に着けていくというイメージです。
③予想問題で総仕上げ
①②で知識の穴埋め・底上げをしたあとは
実践に備えた練習です。
改めて初めて見る問題を解くことで
本当に知識の抜けがないかを確認します。
また、過去問はしょせん過去のものですので
最新の試験範囲や流行は教えてくれません。
予想外の問題に直面した時の
対応の仕方を学ぶには
予想問題集がいいと思います。
この総仕上げで見つかった穴を
埋めることができれば準備万端。
試験終了後に
笑顔で家に帰れます。
まとめ
つい熱くなって
長々とお話ししてしまいました。
PART1・2のまとめをしていきたいと思います
看護師国家試験とは
看護師になるための試験。
少数精鋭を選ぶ試験ではなく
最低限の知識を持っているかの確認テストです。
試験の内容・合格の条件
必修50問、一般130問、状況設定60問を
午前午後各2時間30分の計5時間で行われます。
必修は40点以上・8割以上の正答率が必須。
一般+状況設定は
90%が合格するようなボーダーラインを引かれる。
勉強方法
とにかく必修は完璧を目指す。
過去問をやりまくり
知識の穴埋め・底上げを行い
予想問題などで総仕上げ。
いかがだったでしょうか?
少しは自分の戦う相手の姿が見え
対処法のヒントがつかめたでしょうか。
必要以上に試験に対して恐れを抱く必要はありません。
このブログでは必修問題を中心に
一緒に勉強していけたらと思っています。
また、勉強の合間など
息抜きがてら
覗いてくれると嬉しいです。
長い記事でしたが、お付き合いありがとうございました。
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