こんにちは yu-riです。
本日は先日アップした「職場の同期が半分になった話」に関連する
看護師の離職率のお話です。
もちろん職場によって差はあると思いますが
一般的には看護師って離職率高いイメージありませんか?
国家資格で、転職も割と簡単だから
転職に対するフットワーク軽めな印象が個人的にはあります。
先日投稿したように
この夏で今の病院に一緒に入職した同期が半数になります。
つまり約5年で50%の離職率。
これが多いのか、少ないのは、普通なのか
少し調べてみました。
離職率の平均は何%?
そもそも看護師か否かに関わらず離職率ってどれくらいなんでしょうか?
まず離職率とは
「一定期間に退職した人数を、起算日に在籍していた人数でわる」というもの。
例えば4月1日に1000人の従業員がいて
そこからの1年間に50人辞職したとした場合
50➗1000✖️100=5%
つまり離職率は5%となります。
そして厚生労働省の「令和元年雇用動向調査結果の概要」によると
全体での離職率は15.6%
前年比でやや増加となっています。
これがさまざまな職種を合算した
日本の平均的は離職率となります。
では看護師はどうなのでしょうか?
みていきましょう!!
正規雇用と新卒では離職率増加
日本看護協会が主催する「2020年 病院看護実態調査」によると
正規雇用看護職員の離職率は11.5%
新卒採用者の離職率は8.6%
とそれぞれ前年比0.8ポイント増加だそうです。
大雑把に10人に1人前後はやめいてる計算ですね。
そんなに辞めているのか!と個人的には驚きですが、
冷静に考えれば各部署少なくとも2人前後は辞めていることを考えればそれくらいかぁ・・・と納得です。
それより、厚労省の出している離職率の平均より低いことにも驚きです。
看護師の離職率の高さは
単なるイメージで実際にはそこまで高くないのか・・・?
あくまで平均であり、中央値ではないので
実際のところはわかりませんが
想像していたよりは少ないことは確かなようです。
皆さんはどうでしょう?
想像より多かったですか?少なかったでしょうか?
この統計を踏まえると
5年目の私の同期が半分になっているのも
ほぼ統計通りと言って良いのではないでしょうか。
個人的には悲しいことですが
これが現実なようです・・・。
看護師として働く場面はさまざまです。
病院やクリニックはもちろん
保健所や会社の医務室や学校、幼稚園、福祉施設。
特に新卒だと
「自分は看護師に向いていないのではないか」と考えてしまいがちだと思いますが
たまたま職場が合わなかっただけかもしれません。
自分の可能性を探し求めて
もっと広い世界に飛び出していくのも悪くないと思います。
よく「3年は頑張りなさい」とか言われる風習がありますが
一度、「無理だ」「嫌だ」と思ったことは3年経っても
良い方向に考えられることって少ないと思います。
自分の力を発揮できる場所を見つけて
輝いていきましょう!
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