こんにちは yu-riです。
本日は前回に引き続き
便秘に対する看護ケアとして
腹部マッサージについてまとめていきます。
便秘に関するそのほかの記事はこちら
腹部マッサージ
目的・必要物品・方法は上記の通りです。
腹部マッサージだけでも効果はありますが、
前回まとめた温罨法を合わせて行うとより効果的です。
温タオルを腹部に乗せ、温めている間に
腹部マッサージを行います。
マッサージはただ圧迫するのではなく
ガスや便を流すイメージで肛門側に押し出すのがポイントです。
ただし、押すことに一生懸命になって
患者さんに苦痛を与えてはいけません。
患者さんの訴えや表情を常に観察しながら行いましょう。
温罨法と腹部マッサージって
すごい簡単にできるし
侵襲が低いので実習でも取り入れやすいケアですよね。
臨床でもちょっとした隙間時間でやれるのでよくやるケアです。
簡単なのに結構効果は絶大です。
便秘で来院した患者さんに
これを行なって
大量に便がでて
トイレ詰まらせたことあります。
トイレが流れないのをみた時は正直焦りませたけど
患者さんがスッキリした顔で帰宅されたのでよかったです。
こちらにも謎の達成感があります。
ただし、大量に便が出た場合には循環動体の変化が激しいので
気分不快の観察などはしっかりしましょうね。
次回はこれらにさらに追加で行いたい
浣腸についてまとめていきます。
お疲れ様でした!
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