こんにちは yu-riです。
本日は疲れすぎて正直頭が回っていないので
今日あったことを日記的に書かせていただきます。
私の働いているところは
2次救急をやっている救急外来です。
うちの病院で診療科として開けている科に関しては
救急車の受け入れを行なっていて
内科・外科はもちろん整形、脳外科、果ては小児科まで
幅広く診察を行なっています。
病棟と違い
いつ、どんな患者さんがくるかわからないというのが
面白さであり、不安でもあるわけです。
今朝は出勤すると
「循環器の病棟、ほとんど埋まっちゃった」と朝の申し送りがありました。
循環器病棟で空いている部屋は
ナースステーションから遠い場所に数カ所だけ。
救急車で来院されるような重症な患者さんを
ナースステーションから遠い場所に入れるわけにはいかないので
『今日は、循環器は積極的には受けられないな・・・』とみんな思っていました。
個人的には循環器好きですけど
やっぱり不整脈とか心筋梗塞とかの救急車が入るときには
通常以上に緊張します。
しかも今日はカテ当番だったので
もし心筋梗塞などで心臓カテーテル検査が必要にあった場合
担当するのは私・・・。
でも今日はちょっと安心。
だって部屋ないもん。
少なくとも重症は来ない・・・。
と密かに安心していました。
・・・まあ、タイトルからもわかるように
結果全然安心じゃなかったんですけどね。
まず初っ端、
内科外来から頻脈だと連れてこられた患者さん。
結果的には脱水で、補液したら改善しました。
補液している最中に
他院から心不全の診断で紹介されてきた患者さん。
利尿剤でのコントロールがついておらず
足からは浮腫を通り越して水が滴ってました。
と思ったら
再び内科外来から脈ありVTの触れ込みで患者さんが来室。
患者さんはケロッとしていて
心電図をつけても??って感じ・・・
自分の担当ではなかったんでその場を離れようとしたところ
モニターのけたたましい音。
振り返ると完全にVT波形・・・
そして「わかりますか!?」と患者さんに駆け寄るスタッフたち。
そして当のご本人は「うーん、ちょっと気持ち悪いけど」と。
数秒で自然に戻りましたが
患者さんより冷や汗をかく私。
その後数分おきにVTになる患者さん・・・。
もうこっちの心臓もどうにかなりそう。
と思っていたら
脳外科から徐脈の患者さんが!!
なんで徐脈なのに脳外科?って思いません?
このパターンたまにあるんですが
意識消失して頭部打撲➡︎脳外科受診➡︎意識消失の精査で徐脈が発覚のルートを辿ってきた結果です。
徐脈で脳への血流量が減ると
脳虚血発作として意識消失を起こします。
今日の人もまさしくそれ。
HR 25とかしかないんですよ。
さっきの頻脈のおばあちゃんと足して2で割りたい!!
そして胸部症状が何もなくても
失神をしているとなるとペースメーカーの適応になり得ます。
ただし、今回の徐脈は高K血症による完全房室ブロック。
一次的(体外式)ペースメーカー(テンポラリー)を挿入することに。
おかしいな・・・
今日なんで循環器ばっかりなんだ・・・
部屋ないのに・・・
ってか誰も救急車じゃないし!
この4人揃いも揃ってほぼ同時刻に来たので
対して大きくない救急室が戦場になってました。
再びVTになっている患者さんを横目に
テンポラリーの準備にカテ室の準備に行く私。
カテ室は少し離れた場所にあるので
そこには静寂が広がっていました。
準備をしつつこっそり一息つき
無事挿入。
救急室に戻った頃には
入院する人はなとか入院し
帰宅する人も無事帰宅。
そして死んだ顔でパソコンに向かうスタッフたち・・・。
みんなで
「今日は循環器の日だったね」との感想で一致しました。
ちなみに今日も小児科はRSで大繁盛・・・
あとなんとなくですが川崎病も多いような気がします。
まあ川崎病には流行りとかないんですけど。
不思議なもので川崎病とか虫垂炎とか気胸とか
全然感染症じゃないものでも続く時は続くんですよね。
あの現象なんなんでしょう。
そしてコロナも増えてきていますね。
外来患者はもちろん、入院患者も増えてきています。
ゆっくり休んで体力の回復に勤めましょう。
体力と気力回復のために
今日はもう寝ます。
おやすみなさい。
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