こんにちは yu-riです。
Twitterで「実習が辛い」という声が多くツイートされています。
わかる。
今となってはのほほんと看護師として働きながら
日々を過ごしている私ですが
4.5年前は看護実習のストレスに喘いでいました・・・。
今振り返るとね
「マジで辛かったよね〜」
「あの時ガチで死にそうな顔してたよ」と
学生時代の友人と笑い話になっていますが
その真っ只中にいるときは
ほんとに毎朝交通事故に遭いたいと思っていました。
死にたいまでは行かないけど
適度に療養が必要で
実習に行かなくてもしょうがない
という理由が欲しくて欲しくて
毎朝事故に遭うことを夢見ていました。
車側したら迷惑でしかない・・・。
とはいえ、そんなことを願って日々過ごしていた私も
なんとか実習を乗り越えて
今は看護師として働くことができています。
今回は
私がどのように実習を乗り切ったのかについてお話しすることによって
地獄の真っ只中にいる皆さんの
何か気持ちが楽になればなと思います。
地獄の看護実習の攻略法
できるだけたくさん寝る
個人的にこれが一番大事なのではないかと思います。
私は眠ることが一番のストレス解消法なので
逆に眠ることができない実習により強くストレスを感じていました。
睡眠不足はそれ自体もストレスだし
日中の集中力が落ちてミスもしやすくなるし
先生からの攻撃にも頭が働かないと戦えないし
帰宅後眠すぎて記録する気力も効率も落ちる。
わかりきっていることですが
何にもいいことないんですよね。
そこで私は
多少記録や課題を犠牲にしても睡眠時間を確保することを優先させました。
最低でも4時間半、基本的には6時間は絶対寝ていました。
朝起きる時間から逆算してその時間までには絶対寝ると決めていました。
5時に起きるのであれば0時30分までには絶対にベットに入る。
そのためには0時30分までに夕ご飯、お風呂、課題を終わらせる。
すごい当たり前のことではあるんですけど
辛い中でも睡眠時間を確保して
自分なりの生活サイクルを作っておくと
眠れるから体も楽だし
絶対にねれるという保証ができることで
精神的にも安定しました。
寝るために記録をややおざなりにしてしまうこともありましたが・・・
重要なところはしっかりやって
後から修正可能な部分は簡単に済ませておくというのも
悪いことではないと思います。
そんなことより
自分の心身を守ることの方が大事。
記録を効率化する
これは1とも関連することです。
実習の中で辛いことって色々あるとは思うんですけど
個人的には記録を書くのが嫌でした。
だって
臨床現場ではパソコンでやれるのに手書きだし
日々の記録・計画だけでもA4用紙1枚分は最低でも埋まるくらいの量があって
それプラス
細かいケア内容を別紙で添付して
収集した情報をまとめて
アセスメントも各項目A4用紙1枚以上・・・
関連図に看護計画、SOAP・・・
書くこと多すぎない?
病院の看護師さん達
看護計画はポチポチ選択するだけよ?
ってか手書きの意味ってなんぞ?
提出するものだから
それなりに綺麗な字で書かなきゃいけないし
手書きだから大きな修正も難しい。
時間はかかるし手も痛くなる。
これはもう苦痛以外の何者でもないですよね。
とにかく時間が取られる。
これを解消するために
- 情報収集シートの作成
- 情報収集➡︎アセスメント➡︎看護計画立案のセット組み
- 看護計画の参考書・リユース
を行なっていました。
<情報収集シートの作成>
情報収集の時間って限られていますよね。
学生が使えるPCが少なかったり
あんまりPC使ってると指導者さんからの圧力があったり
患者さんに何を聞けばいいかを忘れてしまったり・・・
そこで私は収集しなければいけない情報をリスト化して
これをコピーしメモ帳に貼り付けていました。
そうすると取らなければいけない情報に抜けがなくなり
その後の整理もしやすくなります。
<情報収集➡︎アセスメント➡︎看護計画立案のセット組み>
アセスメントって重要なことではあるんですが
全てをゼロから考えるのってすごい労力なんですよね。
そこである程度骨組みを先に作っておくという手法を取りました。
これに関しては今後詳しくまとめていきたいと思っています。
私はNANDAを習って、今の病院でもNANDAを使っているので
それを基準にまとめていこうと思っています。
他のものでも多少互換性があると思うのでぜひ参考にしてもらえたらと思います。
<看護計画の参考書・リユース>
これは以前にも記事でまとめたことがあります。
こちらを参照ください 実習で使える参考書
先ほどお書きましたが
計画をゼロから考えるのってかなりの労力です。
時間も取られますし
すっとこどっこいなものをかくと
指導者による訂正で
頭がおかしくなります。
そこで参考書をベースにして
そこに独自性・個別性をプラスしていくという方法がお手軽でおすすめです。
色々な参考書がありますが
主に症状別と疾患別に大別されると思います。
個人的には症状別の方がおすすめです。
症状別より汎用性が高いと思います。
その辺りは本屋さんで立ち読みしたり
図書館で借りて使ってみて決めればいいと思います。
参考書ってそれなりにお値段するので
買うのはなあって人も少なくないと思います。
ですが実習に関しては断然買うことをお勧めします。
理由は
- 自由に持ち運べる
- 書き込みができるので、自分用にアップデートできる
です。
特に書き込みができるという点は重要です。
各出版社がプロに頼んで作り上げたものなので
よっぽどエビデンスが古いとか出ない限り
間違ったことは書かれていません。
変な話、最悪丸写しすれば及第点です。
そこに
先生や指導者に指摘されたことを書き込んでいったり
自分が立てた内容を書き込むことによって
より独自性・個別性に溢れた計画を作っていくことが可能になります。
書き込みが増えれば増えるほど
その後の計画は立てやすくなるし
臨床に出てからも役立つものになります。
図書館で借りたものではこうもいきません。
一冊でいいんです。
ぜひ購入をお勧めします。
週末に楽しみを作る
話を戻して、実習の攻略法3つ目は
週末に楽しみを作ることです。
実習があるのは殆どの場合平日ですよね。
なので金曜日の夜は実習終わりに友人とご飯に行ったりしていました。
チームメンバーともご飯に行ったことがありますが
なんか実習の延長のような感じで
あんまり気分転換にならなかったので
気の許せる友人と行くのがポイントかなと個人的には思っています。
ご飯に行くのも疲れていた時は
夕ご飯に好きなものを作ってもらったり(実家暮らしでした)
おやつを買って帰ったり。
あとは土曜日にバイトをしていました。
大学に入った頃から塾講のバイトをしていたのですが
このバイトが大好きだったんです。
実習がないときは週3、4日シフト入れてました。
疲れてはいるんですけど
土日両方とも休みだとメリハリがなくてだれてしまうし
気分転換のためにも土曜日の夕方から夜にかけてバイトしていました。
バイトでなくてもいいと思います。
習い事とか遊びに出かけるとか
とにかく実習に関係ない予定を入れて
それを楽しみに1週間頑張るというのもお勧めです。
今が一番辛い時というのを信じ込む
これは結構メンタルを保つ上で
役立った考えです。
実習が一番つらくて
実際の現場の方が楽・楽しいって聞いたことありません?
職場の人たちもみんな実習の方が辛かったと口をそろえていいますし
私もそう思います。
現場には現場の辛さがもちろんありますが
実習の辛さより乗り越える楽しさもあって
そこまで苦ではないように思います。
それは今だから言えることですが、
実習中はその言葉を信じて
「今が一番つらい。一番つらくてこれならまだいける」と自分を奮い立たせていました。
皆さんはまさに今一番つらい中にいます。
それ乗り越えればもう大丈夫。
強くなるし
現場はもっと面白いです。
いかがでしたでしょうか。
実習ってなんであんなにつらいんでしょうね。
行きたくなさすぎて泣いたこともありました。
サボったこともありました。
でもそれも含めて今は「いい思い出だったな」と思えます。
踏ん張りどとろです。
実習の乗り越え方はいろいろあるとおもいます。
今回の内容も参考に
自分なりの心身を守る方法を実践してみてください!
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